漢方坂本コラム

□アトピー性皮膚炎 2 ~漢方治療の現状と新しい試み~

アトピー性皮膚炎のような「漫然と継続し続ける炎症」に対して、ひとつの解決策が隣国・中国で提示されていました。中国清代において書かれた『温病条弁うんびょうじょうべん』。その中で提示されていた概念、「温病理論うんびょうりろん」です。

□アトピー性皮膚炎 1 ~どういう治療が行われてきたのか・漢方治療の変遷~

アトピー性皮膚炎はここ半世紀の間に急増してきた疾患です。古典から治療方法を導き出す漢方では、こういった新しい病に対しては未だ治療方法が一定していないというのが現実です。しかしだからこそ新たな試みが続々と誕生しているという側面もあります。

梅雨が始まる

人は梅雨になると、様々な体調不良を起こす可能性が出てきます。大きく分ければ「胃腸が乱れてくる」「体が重くなり疲労感が強くなる」といった2つの症状に集約されるかと。良く起こることなので、言われるまでもなくすでに自覚されている方も多いと思います。

漢方治療の心得 22 〜処方の真意〜

現在の漢方治療は、多くのケースで「処方第一主義」をとっています。方ほう(処方)と証しょう(病態)とが相対するという、漢方の基礎理論から言えばそれでも良いのかも知れません。しかし、その先がある。漢方治療には、「処方は決して解答ではない」という、その先の領域があるのです。

漢方治療の経験談「パニック障害治療」を通して

パニック障害は精神療法的アプローチをもって心理的側面から改善を図ろうと思ってもなかなか上手くいきません。緊張や興奮が胸にきてしまう。そういうカラダの不調がまずあってこそこの病が起こる。そういう捉え方をすることが重要で、なぜ「胸にくるのか」を考えることが本当の意味での東洋医学的解釈だと私は思うのです。

名前なんてね

ゴールデンウィーク。皆さま、いかがお過ごしでしたか?毎年いつもはぐっと気温が上がるゴールデンウィーク。ですが夜はけっこう...

◆漢方治療概略:「動悸」・後編

動悸治療の後編では桂枝・甘草剤(「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」「炙甘草湯(しゃかんぞうとう)」)等と半夏・茯苓剤(「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)「温胆湯(うんたんとう)」「六君子湯(りっくんしとう)」)を用いた漢方治療について解説しています。

◆漢方治療概略:「動悸」・前編

動悸治療の前編では黄連剤(「三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)」「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう))と柴胡剤(「加味逍遙散(かみしょうようさん)」「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」)を用いた漢方治療について解説しています。

早く寝ましょう

たまに徒然つれづれと書きたくなるんですよね。ひとり言だと思ってください。最近、私は遅くまで仕事をしてます。けっこう遅くな...

続・この春、最後のあがき。

思いがけない急激な寒波により、胃痛・胃もたれ・胃の張り・腸の張り・腸の痛み・便秘・下痢。下腹部痛・月経痛・末端の冷え。そして冷えからのノボセ・皮膚症状の悪化。食欲不振や疲労倦怠感に至るまで。さまざまな症状が悪化する。「急激に」冷えるという点が、非常に困りものなのです。ただし、対応は可能です。