これから漢方を志す方々へ向けて。
僭越ながら、小さなアドバイスです。
「本」について。
漢方の専門書や有名な先生方が書かれた解説書などがたくさんありますので、
どの本を読んだら良いかわからない、という疑問について。
結論から申し上げます。ハジから読んでください・・・。
身も蓋もないことを言ってしまっていますが、実際にはそれが一番良いかと・・・。
ただし、読む順序が非常に重要かと。
まずは「歴史」を勉強できる本を読むべきです。
処方の勉強や漢方理論の勉強、古典の読解などはその後で良い。
まずは日本と中国の歴史と、できれば今までどのような漢方家がいたか、漢方の流派があったか、ということをザックリとでも知っておいてください。
学問は全体を俯瞰する目がとても重要です。
お話し、という程度でかまいません。知っておくべきです。
知っているのと、いないのとでは、その後の本の選び方、本から得られる内容に大きな差が出てきます。
〇良い本です↓
『漢方の歴史-中国・日本の伝統医学』小曽戸洋・著/あじあブックス
『中国医学の歴史』/東洋学術出版社
『中医伝統流派の系譜』黄煌・著 柴﨑瑛子・訳/東洋学術出版社
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