漢方坂本コラム

通勤ラッシュ

小さな町・甲府ではあまり経験することのない「通勤ラッシュ」。 東京にいたころは毎日経験していました。 人と人との快適な距...

これから漢方を志す方々へ 1

漢方には中医学派とか古方派とか後世方派とか何々先生派とか、本当にたくさんの流派がある。しかし、これらは入り口にしか過ぎないと思うのです。学は重要ですが、学に溺れると人は治せません。臨床家としてやっていくには、結局自分でやり方を見つけていくしかないのですから、とにかく自分の形を作る前に、手当たり次第やってみた方が良いと思います。

病名別解説「皮膚病」

東京にいたころの修業時代に、 「漢方の臨床家を志すなら、皮膚病治療に精通しておかなければならない」と、教えられました。 ...

漢方薬が合う・合わない

漢方薬が体に合わないと感じられたことのある方にご説明したいのは、それは漢方薬がすべて合わないのではなく、 合わない漢方薬を選択し続けてしまった可能性があるということです。合わないと思うのは、患者さまの体質のせいではありません。治療者が合わない漢方薬を選択してしまったということに原因があります。漢方薬服用後に体調が悪くなったり、なかなか効き目を感じなかったするのは、ほとんどが的確な治療が行えていなかったからです。

ワイナリー

今回・前回の写真は、甲府駅から歩いて5分ほどの所にあるワイナリーSADOYA(サドヤ)さんの地下。 甲府の中でも、おすす...

水をたくさん飲む 3

口が渇くというセンサーを信じて水分摂取を行うことが基本。ただし気をつけるべきことがいくつかある。これから大量に汗をかくぞ、という時は口渇に関係なく水を飲むこと。いわゆる熱中症予防である。先にぐびぐび飲んでおくというよりも、ペットボトルを携帯しておいて、ちびちび服用していく方がいい。また、ご家族にご高齢者がいる場合には、ご本人は訴えないということを前提に、温度・水分摂取に気を付けていただきたい。

水をたくさん飲む 2

どの程度水を飲んだらいいのか、それは人によって異なる。誰しもが一日に数リットル水を飲んだ方が良いというのは多くのケースで誤りである。ではどの程度水を飲めばいいのか。その解答は体が教えてくれる。「渇き」である。体が水分を欲すると、口の渇きとしてそれを表現する。先ずはこのセンサーを信頼して水を服用することが大切である。

水をたくさん飲む

水をたくさん飲みなさい神話というものがある。漢方を生業とする人なら誰でもこの神話が嘘をはらんでいることを知っている。曰く「血液やリンパ液の循環を良くするため」曰く「便通を良くするため」もともと循環の良い人なら問題はない。しかし循環があまり良くない方、特に水を吸収するための中枢である胃腸に弱りのある方では飲んだ水が循環中に移行することができない。そういう方が水をたくさん飲むと、かならず浮腫(むく)む。

写真

毛細血管のようです。 人の形は、自然の形をしているのだと、改めて認識します。 この前、患者さんにコラムの写真をほめていた...

さぁスタートです

起きてください。連休明けました。 この連休明けは、色々な意味でスタートです。 五月の仕事スタート、 令和元年スタート、 ...