■症例:過呼吸 15歳の女の子。過呼吸で来院された。選択した漢方薬で、調子は日に日に良くなっていった。しかしある時、異常事態が起きた。足が動かなくなったのだ。病院では首を傾げられた。脳も、整形外科的にも、問題はなかった。私は沈思の末、思う所があった。それは師匠の教えであり、江戸名医の口訣でもあった。ただ一点だけ、今まで服用していた薬を私は変化させた。そして、薬を出して3日後、松葉杖無しで普通に歩いてくる笑顔の彼女がいた。 2019年08月24日