治らない病に悩まれている方へ

2019年10月19日

漢方坂本コラム

病に罹ってしまったとき、

真っ先に漢方治療が選択されることはまず無い。それが一般的だと思う。

ごくごく自然な事であって、しかも決して間違いとは言えない。

まずは病院にかかって検査を受けるべきであり、西洋医学的治療によって病が治れば、それはとても喜ばしい事です。

しかしながら、病院にて検査を受け、病名を診断され、もしくはどのような病かさえも分からず、治療を受けるも充分に改善されていない、という方々にとっては、第2・第3の手段として漢方治療を是非検討してみてほしいと思う。

西洋医学が強力な第一選択的医療として存在している現在、そこで救われなかった時に受ける患者さまの気持ち。全ての医療に見放されたような気持ちになるはずです。

しかし第2・第3の医療としてその救いになる可能性が、漢方治療にはあります。

このとき最も危惧されること、それはその救いの可能性を「知らない」こと。

西洋医学で改善されなかったとしても、この国には第2・第3の医療が存在するという事実を「知らない」こと。そしてそれらの医療が時に強力な救いになるという事実を「知らない」こと。

実はそういう方々がとても多いのではないかと思っています。

何故ならば、漢方治療を受けて体調が改善すると、驚かれる方が非常に多いから。
当然だと思う。草と木である。このような原始的な手法で病が改善することを想像していなかったとしても不思議ではありません。

治る可能性があるのに、選択肢を「知らない」ということだけで、治す道を見つけられないでいる方々。

そういう方々に、なるべく正確な情報を伝えたい。
それが、私がこのコラムや病名別解説を書く理由です。

漢方治療には限界がある。だから、全ての方に漢方治療をお勧めするわけではありません。

しかし、漢方薬はどうなんだろう・・・そう思ったときに是非このHPを開いてほしい。
漢方薬が良いらしいが本当だろうか・・・そう思ったときに是非病名別解説を覗いてみて欲しい。

漢方が出来ることと、出来ないこと、それらを冷静な視点で解説しています。

漢方治療によって治る可能性がある方のために、その救いを必要とする方のために、

あくまで私の経験だし、全てが説明できているわけではないけれども、「知りたい」と思われている方々のお力になれれば幸いです。




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