病名別コラム

【考察】新型コロナウイルス感染症に求められる漢方治療

新しい病が発生し、それに対して未だ西洋医学的治療薬がない、とういう状況が起こったとするならば、その時は漢方治療にも多くの期待が寄せられるはず。このような状況の時に、求められるもの。それは、新しい病に対応できる漢方薬ではありません。一人でも多くの、東洋医学的な見極めを行える人材です。

□蓄膿症・後鼻漏・慢性副鼻腔炎 ~漢方治療による治り方・後編~

前編のコラムでは副鼻腔炎・蓄膿症・後鼻漏治療では「完治までの過程の中で一時的に症状が増悪することがある」ということを解説いたしました。この場合、最も重要なことは「もともとの病が悪化しているわけではないという状況の見極め」です。今回はこのような一時的な悪化現象がどのように起こりやすいのか、その具体例をお示しします。

□蓄膿症・後鼻漏・慢性副鼻腔炎 ~漢方治療による治り方・前編~

顔面が痛い・鼻の奥が重い・匂いが分からない・後鼻漏が続いて息苦しいなどなど、日常的に意識せざるを得ない不快な症状を発生させる副鼻腔炎や上咽頭炎。西洋医学的に完治させることの難しいケースが多いことから、漢方治療をお求めになる方の多い疾患です。ただし一口に副鼻腔炎・上咽頭炎と言っても、その病態は実に様々です。

□間質性膀胱炎 ~漢方治療による具体的な対応手法~

間質性膀胱炎は、頻尿・尿意亢進・尿意切迫感・膀胱痛などを発生させる膀胱炎の中でも、非常に治療が難しく、治りにくい病としてお困りの方が多い疾患です。当薬局でも漢方治療に一縷の望みを託して多くの方がご来局されます。私自身の経験上、間質性膀胱炎治療においては「単純な膀胱炎ではない」という理解が先ず必要です。

□脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア ~漢方薬で治りやすい坐骨神経痛の特徴~

現在、漢方薬における坐骨神経痛治療は、今までの手法に比べてその効果が飛躍的に良くなっているという実感があります。そしてそれと同時に、坐骨神経痛の中でも比較的治しやすいものとそうでないものとの差が分かるようになってきました。そこで今回のコラムでは、それぞれの状態についてご紹介していきたいと思います。

□脊柱管狭窄症・椎間板ヘルニア ~坐骨神経痛への新たな漢方治療~

腰やお尻の辺りに重だるい痛みを伴い、歩行中の下半身に不快な痺れや痛みを発生させる腰部脊柱管狭窄症や腰部椎間板ヘルニア。これらの症状は坐骨神経痛と呼ばれ、腰椎から下肢へと走行する坐骨神経に沿って不快感を発生させます。意外に感じられる方も多いかも知れませんが、坐骨神経痛は漢方薬よって実際に改善するケースが多いのです。

□過敏性腸症候群(IBS) ~実際に効かせるために・漢方治療における重大なコツ~

突然の絞られるような腹痛と共に急迫的な便意を生じる過敏性腸症候群(IBS)。画像や血液検査にて異常を発見しにくい過敏性腸症候群は、心理的要因(ストレス)が強く関わる代表的な心身症の一つです。西洋医学的な診断・治療が比較的難しいという印象があり、そのため漢方治療を選択する機会が多くなるのです。

□自己免疫疾患・アレルギー性疾患 ~原因不明の炎症・その漢方治療~

現代では原因不明の炎症を生じる病が数多く存在しています。アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患や、乾癬などの皮膚の病、そして関節リウマチなどの自己免疫疾患、また潰瘍性大腸炎やクローン病などがこれに属しています。これらは根本治療が難しく、ステロイドの副作用が危惧されることからも、治療が難しい病という印象が持たれています。

□寒冷蕁麻疹(かんれいじんましん)~どうして治るのか?漢方治療の実際・後編~

寒冷蕁麻疹にて核になる治療、「発表法(はっぴょうほう)」。甘草麻黄湯を基本とした処方群によって行われるこの手法は、正確に適応すると迅速な効果を発揮します。しかし、正確な発表剤を選択しているのに効果がない。実はそういうケースは多いのです。それは何故か。理由は簡単で、薬力が足りないからです。

□寒冷蕁麻疹(かんれいじんましん)~どうして治るのか?漢方治療の実際・前編~

寒冷蕁麻疹では漢方治療を第一選択にするべきである、私見ではそういっても過言ではないほど漢方治療が効を奏します。即効性をもって改善することも多く、さらに抗ヒスタミン薬では難しい蕁麻疹の根治を目指すことが可能です。そのため寒冷蕁麻疹にお悩みの方には、専門的な漢方治療を受けて頂くことを強くお勧めいたします。