漢方学習のススメ

《note》帰脾湯・加味帰脾湯はなぜ精神症状に効くのか

漢方坂本/坂本壮一郎@notenoteに以下の記事をアップしました・・・漢方薬が使用されやすい領域の一つに心療内科や精神...

本を書いてます

感性。私は漢方、ないしは東洋医学を生業にする者にとって、この能力は絶対に外せないものだと考えています。明らかに、腕の良し悪しは「感性」に依存しています。だから私は、これを本にしたいと思いました。決して何かを教え、知識を増やすような内容ではありませんが、読後に残る余韻に、漢方の気配と薫りとを感じて頂ければ幸いです。

《note》【傷寒論独話】~病名治療を否定する人 ~

【傷寒論独話】~病名治療を否定する人 傷寒論読めてない説~ をnoteにアップしました。『漢方診療医典:診察の方式 A.近代医学の診断と漢方医学の診断』では、病気の本態が不明のもの、いくつもの病気が混然としているようなものでも、漢方流の診断では、はっきりした治療方法が生まれてくる。との記述があります。

漢方とアート 13 ~綺麗なこと~

綺麗ごととはその人が持つ理想です。こと漢方においては、この「綺麗ごと」を求めることが非常に大切です。綺麗ごとを求める感覚やセンスが、臨床の腕を大きく左右するということです。例えば不可解なことや、矛盾に満ちた東洋医学の中で、その理論の軸となるひらめきや発見の多くは、時に綺麗ごとを求めようとする姿勢により導き出されます。

《note》【傷寒論独話】~素読は本当に必要か~

聖典『傷寒論』。ことに東洋医学・漢方を臨床として用いるならば避けては通れない古典です。説明不要のこの聖典を私も長く長く読み込む中でなるほどという部分とまだまだ分からないという部分とが綯ない交ぜになっています。初回は素読(そどく)について。『傷寒論』をとにかく暗唱できるようになるまでただ読み込むこと、その意味について。

スイッチOTCと漢方

スイッチOTCの動きがさらに加速するという話が出ている中で、やり玉に挙がっているのが漢方薬。今まで医師が保険薬として扱ってきた漢方処方のいくつかが、保険で出せなくなると同時に、薬局で購入できるようになる。そのメリット・デメリットはどの立場から見るかによって違います。今回のコラムでは、そこについて深く考えてみたいのです。

《note》五苓散と苓桂朮甘湯の違いを理解しているか

強い口喝があるのにもかかわらず、五苓散ではなく苓桂朮甘湯で対応するべき時がある。五苓散と苓桂朮甘湯、両者の鑑別は、教科書的に言えば口喝の有無ですが、臨床では、必ずしもそうとは限りません。両者の見極めは、より根本的なところを見る必要がある。今回のnoteでは、そこを解説してみました。

漢方治療の心得 39 ~歴史への冒涜~

伝統を守るとは、時に今までの物を壊し、新たに開拓する行為無くしては成し遂げることができません。過去への強い固定観念と、しきたりを守ろうとする先哲たちとの勝負。それこそが、漢方の歴史の一員になるということ、そして漢方治療に精通するための道のり、その第一歩目に立つということです。

《note》咽痛だけじゃない・銀翹散の応用と使い方の妙

咽の痛み止めとして有名な銀翹散。以前に詳しく解説しています「【漢方処方解説】銀翹散(ぎんぎょうさん)」をさらに深堀りしていきたいと思います。銀翹散は咽痛とか風邪とか、そういう一時的な症状に頓服的にしか使われないイメージがありますが、そうではなく長服することで慢性炎症を緩解へと導く使い方もできます。

《note》桂枝加竜骨牡蛎湯が効く典型例と見極めのコツ

見て初めて「なるほどな」と感じるものがある。しかしそれを書き伝えることは大変難しい。ここが漢方の勉強の難しさでもあります。そこで一つの試みとして、「典型例を伝える」ということをやってみたいと思います。第一回目は私も良く使う処方「桂枝加竜骨牡蛎湯」について解説していきます。奥深い処方です。