10年先へのお土産

最近遅くまで仕事するようになって、感じたことがある。ああ、なんか10年前のころの心持ちだなぁ・・と。当時は丁度、東京から...

難しい時代

漢方薬は広く使われるようになりましたが、漢方の認知と実状に、正直ちょっと違和感があります。私は漢方は流行る必要はないと思っています。医療の中心は西洋医学であるべきで、その恩恵から漏れてしまった方への受け皿という位置が、漢方の正しい居場所だと思っています。

8月の終わり・お知らせとお詫び

いよいよ今月もあと2日ですね。スコールのような急激な雷雨が立て続けに起こった今年の8月。梅雨が明けて楽になるかと思ったら...

■症例:脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)

皮膚病に悩まれる患者さまからのご相談を受けた。脂漏性皮膚炎。当薬局でも問い合わせの多い、未だ原因不明の皮膚疾患である。マラセチアと呼ばれる真菌の関与が疑われているものの、その根本的な原因は分かっていない。頭皮や面部などの毛の生える部位に、異常な鱗屑(りんせつ:皮膚から剥がれ落ちるフケ)を生じる。

背中で教える

ある目的のために不特定多数の人が集まり、同じ空間を共有する。今まで当然のように出来ていたことが、うかつには出来なくなりま...

夏真っ盛り。今まさに気をつけるべき養生。

夏真っ盛り。体調が悪くなってしまう前に、早急にお伝えしたいことがあります。「水分でお腹いっぱいにしちゃダメです」「夏風邪の多くはクーラーかけっぱなしで寝た後の咽痛から始まります」「寝ている時にスネを冷やさないでください」このコラムでは、これらのことについてお話します。

本日から営業再開しております。

お盆の休暇が明けて、本日から営業再開となります。旅行に割引が適用される中で自粛が求められるという、如何ともし難い連休では...

今年の夏は

夏場の体調不良には、清暑益気湯(せいしょえっきとう)や生脈散(しょうみゃくさん)という薬がとても有名なのですが、これらだけではとてもまかない切れません。もっと本質的というか、身体の水が貯留(偏在)から枯渇という流れの中で、つまり「飲病」として薬方を選ぶ必要があります。

【夏季休暇のお知らせ】

早いもので、もう八月中旬。私は出不精ですので、そもそも夏でテンションが上がる方ではないのですが。梅雨が長かったためか、コ...

漢方治療の心得 18 〜人を観る〜

症状をパズルのようにならべ、そこから処方を紐解いたとしても、何の意味もありません。思い浮かべるべきものは、人なのです。気力を失い脱力した姿態、苦悶に満ちた表情、そういうリアルな患者さまが、臨床家に愛される漢方の聖典・『傷寒論(しょうかんろん)』には生き生きと描かれています。