情報弱者という言葉を耳にすると 情報弱者という言葉を耳にすると、情報が無いことが問題なのではなく、情報が無いと幸せになれない状況、もしくは幸せではないと思ってしまうことの方が問題なのではないかと、私は感じてしまうのです。日々私たちが暮らしている生活の中に、いかに尊い物事が散りばめられているのか。そこにこそちゃんと実感を伴う幸せがあるのではないか。 2025年03月05日
【漢方処方解説】小青竜湯(しょうせいりゅうとう) 花粉症治療薬と言えば、小青竜湯。春になると手放せないという方もいらっしゃると思います。鼻炎治療薬として有名な処方ではありますが、決して鼻炎の特効薬というわけではありません。風邪に使ったり気管支喘息に使ったりと、比較的使われる場の多い漢方薬です。今回はこの処方を少しばかり深堀していきたいと思います。 2025年02月27日
春よ、ちょと待て 急激に気温が上昇する時に起こる症状は、少し独特です。ホットフラッシュやほてり、不眠などが強くなると同時に、肉体よりもまずメンタルにその兆候が表れやすいという印象があります。東洋医学では昔から良く言われていることです。春は「昇発」の季節。肝気が盛んになり、自律神経が乱れやすくなると。 2025年02月17日
□健康寿命を延ばす ~高齢化社会だからこそ知っておきたい漢方処方~ 60歳を過ぎれば、当然ではありますが体はどうしても衰えていきます。今の状態を来年も続けていけるようにするためには、食事・睡眠・適度な運動という基本的な養生はもちろんのことですが、より積極的に健康を維持できるようにするべく、今回は「ご高齢者の方々がこの先も体調を維持していけるようにするための漢方薬」をご紹介していきます。 2025年02月13日
JPCZ(ジェーピーシーゼット)って言うんですって 湿気った重い雲と低気圧の影響で、当薬局への問い合わせが増えています。頭痛やめまい・耳鳴り、まるで血の気の引くような立ち眩みや浮腫み、メニエールが悪化している人もいます。さらに身体のみならず、精神面にも強い影響が出ています。不安で居ても立っても居られない。良くなっていたパニック発作が再発してしまった方もいます。 2025年02月07日
漢方治療の心得 36 ~情報発信~ 東洋医学を医学として成り立たたせるためには、客観的かつ再現性を持った根拠を提示する、よりエビデンスレベルの高い水準が求められて然るべきです。ただし同時に、東洋医学は医療でなければなりません。医療であるということは、人が治せるということ。症状を消失させ、病による生活の質の低下から救済するということです。 2025年02月05日
漢方治療の経験談「花粉症治療」を通して 急に暖かくなった時期、鼻炎を訴える患者さまが増えました。そのほとんどが毎年3.4月に花粉症を起こす方々です。まるで春のような気候に体が反応したのでしょう。花粉症は花粉により起こるアレルギー性鼻炎ですが、私の感覚では花粉だけで起こっているわけではないと思います。急激な気温や気圧の変化。気候・天候も少なからず影響しています。 2025年01月28日
新春の波 気温と気圧との急激な変化により、ここ数日体調を崩されている方が増えてきています。もっとも多い訴えが、胃が痛い、胃がはって苦しい、むかむかと吐き気が起こる、胸が苦しく痞えて脈が乱れる、などの胃症状と胸の症状。同時に倦怠感やめまい、頭痛・不眠を起こしている人も多い。そして不安が強く出て焦燥感を伴っている人がほとんどです。 2025年01月21日
【漢方処方解説】銀翹散(ぎんぎょうさん) のどの痛みに効く薬、銀翹散。のどの痛みに効くというのは確かにその通りです。ただし、咽の痛みなら何でもよいというわけではありません。銀翹散は比較的最近になって作られた処方で、中国清代に呉鞠通(ごきくつう)によって書かれた『温病条弁(うんびょうじょうべん)』によって初めて世に紹介されました。 2025年01月17日
■症例:下痢・しぶり腹 下痢は原始的な症状である。漢方でも約二千年前からその治療法が述べられている。今まで何人もの名医が、下痢の治療を述べてきた。また、しぶり腹、という症状がある。漢方では裏急後重(りきゅうこうじゅう)という。テネスムスとも言われ、便意があっていざトイレに行っても、少ししか出ない。感染性の胃腸炎などで一時的に起こることが多い。 2025年01月14日