漢方坂本コラム

□起立性調節障害 ~治療の具体例と治り方~

頭痛が酷くて起きられない、体がだるくて起きられない、こういった症状を毎日のように繰り返す起立性調節障害は、本人にとっては苦痛の極みです。起立性調節障害はこのような病そのものの不快感に加えて、日常活動に強く影響が及ぶ疾患でもあります。早く友達と遊びたい、学校の出席日数が足りない、部活の試合にまでは治したい。こういった当然のご要望にお応えするためには、常に効果の迅速性を考えながら治療を行う必要があります。

苔の生すまで

ラクビー日本代表が熱い。 毎回交通事故に匹敵する衝撃を体に受けながら、 まさにチーム一丸となってボールを守り・追いかける...

冷えと加速 〜 加速的に体を温める手段〜

冷えには加速度があります。つまり急に冷えるのか、穏やかに冷えていくのか。今の時期は、加速度をもって、急激に、冷える次期です。この時期に起こりやすい現象として、手足が冷えてなかなか温まらないという症状があります。基本的には筋肉トレーニングが有効ですが、それにも限界があります。したがってもしこれらの症状でお困りの方は、漢方治療をお勧め致します。漢方には「加速的に体を温める」という手段がいくつかあるからです。

□起立性調節障害 〜効果的な漢方薬とその即効性〜

起立性調節障害に対しては、最近多くの医療機関が治療の一部に漢方薬を選択するようになりました。的確な漢方治療を行うと、朝起きられるようになる、頭痛や動悸・立ちくらみといった症状が改善するというだけではなく、気持ちが明るくなって友達ともうまくいくようになったり、止まっていた身長が伸び始めたりといった、順調な成長を促せるケースが多いからです。

台風一過

漢方坂本は昨日・本日をお休みをいただいております。 関東を急襲した台風19号。 自然の猛威を目の当たりにした今回、 人と...

■症例:脊柱管狭窄症

67歳、女性。足の付け根(臀部)に痛みが走った。病院にて診察を受ける。検査の結果「脊柱管狭窄症」と診断された。腰の骨(腰椎)が変形し、脊髄が圧迫されている。臀部の痛みと足裏の痺れは、それが原因だった。患者さまから「漢方薬で骨の変形が治るのでしょうか?とのご質問を受けた。私はこうお答えした。現実的に、漢方治療で骨の変形を治すことは難しいかもしれません。しかし、痛みや痺れを取ることは、おそらく可能です、と。

台風19号(ハギビス)

土曜から日曜にかけて、日本に近づいてくる台風ハギビス。 予測軌道を見ると、日本を襲うぞ!という強い意志すら感じます。 急...

カルテと自分

コラムで症例を書くようになってから、 昔のカルテを見返す時間が増えてきました。 こうやって見ると、本当にたくさんの方にお...

□隠れ膵炎 ~背中の痛みが肩に及ぶ 内臓からくる背中の痛みについて~

内臓が原因となっている可能性が高いと判断される背中の痛みを訴えられる患者様。内科的により詳しい検査をしていただくことをお勧めすると同時に、漢方薬での治療をお勧めしました。膵炎は病院にてそう診断されても経過観察になることが多いものです。一方、痛みを止めるという意味においては、漢方にとても良い薬があります。急性炎症は起こしておらず、長く漫然と痛みが続くケースにおいては、漢方治療を試してみるべきだと思います。

広告と体験

クロネコヤマトの宅急便。 その集荷センターの壁と、架けられたクロネコの絵。 別にオシャレでも何でもないけれど、写真を撮っ...