養生の回覧板

食事養生の大前提

病を改善していく時、食事の養生はかなり大切な要素になってきます。そんな中、多くの方が誤解されていることがあります。食事の養生は、体に良い食べ物を探すことではありません。何を食べたらダメ、というものを見つけること。それこそが食事の養生です。

自分で作るお薬

最近「咳」でお悩みの患者さまが増えています。咽が痛みだし、そこから咳が起こって止まなくなるというパターンが非常に多いです。何か良い手立てはないのかぁ・・と思って近年見つけたのが「大根はちみつ」。これ、試してみてください。咽にとても良いです。ある程度の痛みであれば、これで治ります。本当です。非常に東洋医学的なレシピだと思います。

「ほてり」の悪化する季節

この時期になると「顔のほてり」や「酒さ様皮膚炎」にお悩みの患者さまからご連絡をたくさんいただくようになります。理由は急激な寒暖差。寒い場所から急激に温かい部屋に移動すると、ポーっと顔が赤くなる方は多いと思います。それが朝・昼・夜と天候レベルで起こってしまうこの時期は、強力な火照りが生じやすくなります。

冷えるの嫌だな・・という季節 2

現実的に、薬を飲まなくても改善できる冷え性があります。冷え性は日々の努力や生活習慣の見直しを行うことだけで改善することも少なくありません。薬で対応しなければいけないのは、そういう見直しを行っても改善しない方です。ですので、まずは冷え性を改善するために自分でできることを知る必要があります。

冷えるの嫌だな・・という季節

「冷え性治療」とネットで検索すると漢方のサイトがたくさん出てきます。それには理由があります。まず冷え性は検査で異常が見つけられないものが多く、その場合漢方治療が第一選択的に選ばれやすいから、そして冷え性は漢方治療で緩和されることが実際に多いから、です。

温毒の気

徐々に冬の気配をうかがわせる気温の低下、にも関わらず空気に湿り気を帯び、ややもすると暑いなと感じるときもある。温毒(うんどく)を招来する天候です。特に、喉に影響を及ぼします。このような空気のときは咽頭炎や扁桃腺炎がこじれて悪化しやすくなります。寝不足・飲酒・タバコに気をつけてください。

冷えと加速 〜 加速的に体を温める手段〜

冷えには加速度があります。つまり急に冷えるのか、穏やかに冷えていくのか。今の時期は、加速度をもって、急激に、冷える次期です。この時期に起こりやすい現象として、手足が冷えてなかなか温まらないという症状があります。基本的には筋肉トレーニングが有効ですが、それにも限界があります。したがってもしこれらの症状でお困りの方は、漢方治療をお勧め致します。漢方には「加速的に体を温める」という手段がいくつかあるからです。

台風一過

漢方坂本は昨日・本日をお休みをいただいております。 関東を急襲した台風19号。 自然の猛威を目の当たりにした今回、 人と...

台風19号(ハギビス)

土曜から日曜にかけて、日本に近づいてくる台風ハギビス。 予測軌道を見ると、日本を襲うぞ!という強い意志すら感じます。 急...

酒さ様皮膚炎と秋

今時期心配になるのが、急激な寒暖差によって顔がほてり、場合によっては顔面に皮膚炎が起こる「酒さ鼻」。夏に安定し、秋や冬になると悪化するという傾向があります。今まで安定していた方なら、一時的にほてりを感じても落ち着くケースが多いので心配ありませんが、自律神経の不安定さをそのまま放っておいている方は、ほてりが強く出る可能性がありますので注意が必要です。