漢方のメモ書き

恩師

私が最初にこの業界に入ったと自覚したのは確か23歳ころ、北里研究所東洋医学総合研究所薬剤部長であられた金成俊先生から『傷寒論(りょうかんろん)』の講義を直々に受けるという貴重な経験を積ませて頂いた。先生から教えて頂いたのは理屈や理論ではなかった。それよりもっと大切なこと、『傷寒論』の美しさや読むことの楽しさだった。

師匠の勉強会

今年の4月から、東京にいる師匠の新しい勉強会に参加させてもらっている。 座学に終始していた20代の頃の私に、臨床のいろ...

個性

西洋医学と東洋医学、両者には多くの違いがあるが、 際立って異なることは、東洋医学ではその方の個性を見極めなければならな...

名医の限界

漢方の理論は曖昧です。 曖昧だということを理解することから、理論の構築が始まるといっても良いと思う。 では、曖昧なも...

勉強と上達

勉強すればするほど腕が上達する。 仕事がそういうものなら、どんなに楽だろう。 考えれば必ず答えが出るという保証はどこ...

用の美

これ、傘立てです。 ビルの入り口とかに設置されているやつ。 一つ一つに鍵が付いていて、何とも単純な作りです。 何事...

漢方の曖昧さ

漢方は魔法ではない。 ちゃんと理論・理屈がある。 ただ治療者によってその理論が違う。 良い意味でも悪い意味でも、そ...

虚構

ちょっとだけ難しい話。 漢方はたくさんの言葉によって作られています。 「気」とか「血」とか「陽」とか「陰」とか。 ...

父が遺した掛け軸

栗園翁(浅田宗伯のこと。宗伯は晩年故郷の栗林村から号を栗園と称した)は一介の町医者から幕府の御典医にまで上り詰めた江戸漢...

原因と結果

体に起こる現象は、アクションではなく、リアクションであるということ。 熱を出すというアクションは、体が熱を出そうとする...
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