漢方治療について

具体的な印象

「なんか今日、先生だいじょうぶですか?」 恥ずかしながら、ふいに患者さまからそう尋ねられました。 全く問題なく元気いっぱ...

当たり前のこと

当然と言えば当然のことなのですが、 自分の中で「漢方」という仕事が当たり前になっています。 これ、決して良い意味でなくて...

○漢方治療の実際 〜漢方薬を試してみたい方へ・医療機関の選び方〜

漢方薬は様々な場所で扱われています。病院やドラックストア、漢方薬局など、たくさんの場所があるので迷うと思います。これらの薬店や医療機関は各々で扱える漢方薬も違いますし、漢方治療における専門性も異なってきます。自分はどこに行くべきか、そう迷われている方々のために、今回はその見極め方を解説してみたいと思います。

○漢方治療の実際 〜気や血・漢方特有の言葉に隠された落とし穴〜

東洋医学ではそれを説明する際に独特な用語が使われます。「気」や「血」、「陰・陽」といった用語は、漢方薬をお調べになる際に必ず目にする言葉ではないでしょうか。実際にこれらの概念は漢方治療を行う上で非常に大切な用語です。東洋医学正確なイメージの集積とも言えるこれらの概念を駆使することによって人体を理解し、病を治癒へと導いてきました。

お母さんと男の子

先日来局された患者さま。小さな男の子とそのお母さん。 お薬が出来上がるまでのお待ちの間に、 お母さんが絵本を読んであげて...

○漢方治療の実際 〜この漢方薬、本当に効果ある?と感じられている方へ〜

まず第一に漢方薬は、各先生方によって使い方が変わります。次に漢方は、各先生方によって病の治し方が変わります。さらに漢方薬は、名前が一緒であっても効能が異なるということが当然のように起こります。全ての治療において言えることですが、特に漢方治療においては治療者と患者さまとの意思の疎通が全てです。

漢方治療と話を聞く事

漢方は未だ血液検査や画像検査のない時代に発展してきました。そのため、目で見たり、話を聞いたりすることでお体を把握する事が基本になります。だから漢方治療を行うならば、必然的にお話を良く聞かなければなりません。時間をかけてお話を聞かないと、お体の状態を把握する事が出来ないのです。

治らない病に悩まれている方へ

病院にて治療を受けるも充分に改善されていない、という方々にとっては、第2・第3の手段として漢方治療を是非検討してみてほしいと思う。西洋医学が強力な第一選択的医療として存在している現在、そこで救われなかった時に受ける患者さまの気持ち。全ての医療に見放されたような気持ちになるはずです。しかし第2・第3の医療としてその救いになる可能性が、漢方治療にはあります。

ご家族と漢方薬

お母さん、お父さん、お子さま。 ご兄妹、おじいちゃん、おばあちゃん。 当薬局ではご家族で漢方治療をお求めいただくケースが...

私たちが本当にしなければいけないこと

家事の大変さ。 仕事をしながら、夕食を考え、時間以内に作り、片付け、子供を風呂に入れ、寝かし、明日の朝食を考え、髪を乾か...