ダイエットの原則

特に健康上問題はないが、ダイエットしたいという方へ。夕飯を食べずに寝てみてください。それがまず基本です。 それでも体重が減らない場合、二、三十分の汗をかく程度の運動をする。できれば毎日。絶対とは言えないまでも、かなりの方がこれでやせるはず。取り入れる食事と、代謝とのバランス。これがダイエットの原則です。

ご家族と漢方薬

お母さん、お父さん、お子さま。 ご兄妹、おじいちゃん、おばあちゃん。 当薬局ではご家族で漢方治療をお求めいただくケースが...

■症例:胆石症

40代、女性。一昨年の夏、健康診断で胆石が見つかった。食事制限が難しい環境にある患者様で、生活の見直しはなかなかできなかった。私は消化管の緊張を解除する薬方を出した。体の中心をリラックスさせる。すると不思議とからだ全体へとそれが波及する。14日後、食後の胃もたれを感じなくなったとの報告を聞く。さらに薬を服用した後、お腹があたたまり、脇腹の慢性的な重さが和らいだという。

ポスター

先日歩いた恵比寿・代官山間。 無造作に張ってあるポスターに目がとまりました。 色褪せてる。内容は良くわからない。 でもそ...

インフルエンザに麻黄湯が出される理由 2

麻黄湯は決して一律的に使って良い薬ではなく、間違えた使い方をすると逆に悪化させることさえあります。インフルエンザに使うにしても、麻黄湯の使い方に適した状況であるかどうか。その見極めを必ず行う必要があります。 麻黄湯は構成生薬から考えて、「かなり強く発汗を行なおうとしている状態」「かつ強く発汗を行っても大丈夫な状態」に使うべき処方です。

インフルエンザに麻黄湯が出される理由

これからの時期多くなるのが風邪。なかでもインフルエンザは感染の力が強く、流行してしまうので注意が必要です。インフルエンザと診断が決まれば、その時は抗インフルエンザ薬が第一選択ですが、漢方薬を同時に処方する医療機関も増えてきました。特に処方されやすい方剤が「麻黄湯(まおうとう)」です。「麻黄湯」がインフルエンザに有効であるという論文があるからです。この論文があるという根拠。僕は非常に危険だと思います。

お彼岸

先日の秋分の日。 墓参りに行ってきました。 台風が運んできた熱気の中、 住職の唱えるお経が心地よかったです。 父が逝った...

■症例:クローン病

50歳、男性。消化管全体に断続的な炎症を起こす病、クローン病。原因は不明。一度良くなっても再発を繰り返しやすい。患者さまには明らかな脱水症状が見られた。補陰を主とし、まずは生命力の根本を立て直す治療から入った。服用14日後、今まで少量しか飲めなかった経口栄養剤の量が徐々に増えてきた。それによって体重が増え始め、体がしっかりしてきたという実感が出てきた。一か月後、足のつれがなくなり、良く眠れるようになった。

生きた薬

使用してはいるが、 何故効くのか、正直なところ私自身も不思議である。 生薬。 生きた薬と名付けた人は誰だろう。 言い得て...

秋が好き

最近、窓から入ってくる風が心地よい。 適度な冷気を帯びた、湿気を払う風。 秋が好きです。 でもまだまだ暑い日が続きます。...